はじめに

このページでは、Vue.jsを用いた将棋アプリの使い方とルールを詳しく解説します。本アプリは、AIと対局できる将棋ゲームであり、難易度やAIの性格をカスタマイズ可能です。

アプリの特徴

• AIとの対局が可能
• 探索アルゴリズムの最適化により、適切な思考時間でプレイ可能
• 難易度選択機能（Easy, Normal, Hard, Very Hard）
• AIの性格を選択可能（攻め重視・守り重視・バランス型など）
• 詰みの可視化（詰んだ王をハイライト）
• 投了ボタンによる試合終了
• 思考中の可視化（AIが考えている間に”思考中…”と表示）

使い方

1. ゲームの開始

1. アプリを開くと、将棋盤が表示されます。
2. 「AI Difficulty」 でAIの強さを選択できます。
3. 「AI Personality」 でAIのプレイスタイルを選択できます。
4. 「盤面リセット」ボタン を押すと、将棋盤が初期状態に戻ります。
5. 先手がプレイヤー、後手がAI（設定によって変更可能）となります。

2. 駒の動かし方

1. 自分の駒をクリックすると選択状態になります。
2. 移動できるマスを確認し、目的のマスをクリックすると駒が移動します。
3. 持ち駒（捕らえた駒）を使用する場合：
   • 画面下の「持ち駒」から使用したい駒をクリック
   • 盤面の空いているマスをクリックして駒を打つ

3. 成りの選択

• 成ることが可能な駒（歩・香・桂・銀・飛・角）が敵陣に入ると、成るかどうかの選択肢が表示されます。
• 成ると、駒の能力が向上します（例：歩→と金、飛→龍）。

4. 勝敗の決定

• 相手の王（玉）を取った場合 → 勝利
• 詰みの状態になった場合 → 詰まされた側の敗北
• 投了ボタンを押した場合 → 自分の負け

技術的な工夫点

• **転置表（Transposition Table）**を使用し、過去に評価した局面をキャッシュすることで無駄な計算を減らす。
• ムーブオーダリング（Move Ordering） により、有望な手から探索を行い、α–β枝刈りの効果を最大化。
• 非同期処理（setTimeout, requestAnimationFrame） により、長時間の計算でブラウザが固まらないように調整。
• 詰みの可視化 → 詰まされた王をハイライトし、視覚的に分かりやすくする。