AIによる年収決定に人は支配されるのかーIBMワトソン

Company analysis

IBMとは

IBMはご存知だろうか。昔、コンピュータでApple、MSを超える存在であったIBM巨大コンピュータ会社である。

現在は、システム開発、新技術開発(特許出願が世界上位)、コンサルティングで利益を上げて復活した会社である。

同社はまたAWSやGoogle Cloud同様にサーバーも提供しているが、あまり有名ではないし実際に採用している企業も多くない。また、同社開発AI「ワトソン」でも有名だ。

ハードディスクやlenovoコンピュータも元をたどればIBMが開発した産物である。

同社が開発するワトソン

そんなIBMでは、「ワトソン」と呼ばれる人工知能AIを開発している。本AIは数多くの機能を日々開発している。

多くのデータを日々集め、あらゆる分野の機械学習を得意としている。

そんな中、同社のAIはついに「AI(人工知能)を使った人事評価と査定を導入した」のだ。(2019年)

感情や、主観的な評価ではなく情報やデーターに基づき論理的に、定量的に評価出来る為一見すると無駄な出費を抑える事に繋がるかもしれない。

またAIによる判断は特に、資金管理をする「マネージャー」にとって有益かもしれない。データーに基づく根拠がAIによって導かれるので、労働者が異議申し立てをしても否定しずらくなっているのだ。

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