10進数: | |
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2進数: | |
16進数: | |
BCDコード: | |
任意進数: | |
変換結果: | {{ convertedValue }} |
1. 10進数を2進数に変換する方法
10進数を2進数に変換する手順は、以下の通りです。基本的には、10進数の整数部分を「2」で割り、その余りを順に記録していきます。
ステップ:
- 10進数を2で割る
- 商を再び2で割り続ける(商が0になるまで)
- 余りを逆順に並べる(最下位ビットから最上位ビットまで)
例: 10進数「25」を2進数に変換
- 25 ÷ 2 = 12 余り 1
- 12 ÷ 2 = 6 余り 0
- 6 ÷ 2 = 3 余り 0
- 3 ÷ 2 = 1 余り 1
- 1 ÷ 2 = 0 余り 1
余りを逆順に並べると、「11001」になります。これが、10進数「25」を2進数に変換した結果です。
2. 10進数を16進数に変換する方法
16進数は、0から9までの数字とA(10)からF(15)までのアルファベットを使用します。変換手順は、2進数の変換と似ていますが、今回は「16」で割ります。
ステップ:
- 10進数を16で割る
- 商を16で割り続ける(商が0になるまで)
- 余りを逆順に並べる
例: 10進数「345」を16進数に変換
- 345 ÷ 16 = 21 余り 9
- 21 ÷ 16 = 1 余り 5
- 1 ÷ 16 = 0 余り 1
余りを逆順に並べると、「159」となります。つまり、10進数「345」は16進数では「159」です。
2進数から16進数への変換方法
2進数から16進数への変換は比較的簡単で、直接的な方法を使います。なぜなら、16進数の1桁は2進数の4ビット(4桁)に対応しているためです。この対応関係を利用することで、2進数を一度10進数に変換することなく、直接16進数に変換できます。
ステップ:
- 2進数を右から4桁ごとに区切る
- 2進数の桁数が4の倍数でない場合は、最上位ビット側に0を追加して、4の倍数になるように調整します。
- 各4ビットを16進数の対応する1桁に変換する
- 各4ビットは、0〜15の範囲の数字になります。これを16進数の数字やアルファベット(0〜9、A〜F)に変換します。
- 4ビットごとの変換結果を結合して、16進数として表す
例: 2進数「110110101111」を16進数に変換
ステップ1: 2進数を4桁ごとに区切る
110110101111 → 1101 1010 1111
ステップ2: 各4ビットを16進数に変換
- 1101 → D
- 1010 → A
- 1111 → F
ステップ3: 結果を結合して16進数として表す
110110101111 → DAF
したがって、2進数「110110101111」は16進数では「DAF」となります。
3. 10進数をBCDコードに変換する方法
BCD(Binary-Coded Decimal)は、10進数の各桁を4ビットの2進数で表現します。各数字をそのまま2進数に変換して繋げるのが基本です。
ステップ:
- 10進数の各桁を独立して2進数に変換
- 4ビットで表現し、桁ごとに結合する
例: 10進数「345」をBCDコードに変換
- 3(10進数)→ 0011(2進数)
- 4(10進数)→ 0100(2進数)
- 5(10進数)→ 0101(2進数)
それぞれのビットを繋げると、「0011 0100 0101」が得られます。これが10進数「345」のBCDコードです。