980円が1200円に。価格維持はデベロッパーの負担

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円安vsドル高

円安、ドル高は今回だけではありません。逆に、円高だった事も今より悲惨に円安だった事もあります。輸入品は高くなりますが、輸出品は大きく利益を生む可能性を秘めています。

国民が輸入品より、国内品を買う状況はある種国内産業の回復に転じます。

もちろん、この状況はいいのですが円が弱くなり国民が”ドル”を買う状況になれば日本が暴落するのでドル買いにならないように、、、というのが財務省の思いでしょう。

さてスーパーに並ぶもの、生活は大きく値段が変わらないので日常生活で円安だ!

円高だ!と大きく恩恵を受けません。それは数十万の商品ー例えばiphoneやグラフィックボートなど明らかに変動が大きく受けます。

ただ言えるのは1兆円を超える資産を持つ数少ない企業にとって

ー1円の変動は250億円を超える損失や利益をもたらす事だけです。ー

Appleは儲かるが、デベロッパーは逆である

さて、Appleにとって値上げは対して、大きな問題ではありません。Appleよりも、そして最も大きなリスクを負うのはアプリ開発会社なのです。

現在においてアプリを”主軸”な事業となる会社は日本にたくさんあります。そのため売り上げが小さくなれば利益も減ります。

それを避ける為に、今までの同じ値段で同じサービスを提供するために値段設定の見直しを再び考える必要があるからです。

もしここで価格設定を間違えたら、新規参入などに顧客を奪われる可能性もあります。

ただこの改革は、また新しく参入する企業にとってチャンスでもあります。

価格設定は”それだけ”大きい問題なのです。

唯一例外なのはApple。Appleにとって、ユーザーを獲得するわけではないし顧客はデベロッパーなのです。つまるところBtoBです。

日本においてAppleが過半数を占めるApple storeにおいて値上げを受け入れるしか選択肢がなくただただ、Appleにとってはなんも害がありません。

値上げして利益が出るのはappleであり、appleは殆どリスクを負いません。