スピーカー
人の5感の内の1つを占める、「聴覚」。
それをより心地よい物、より楽しく、級力の「音質」を求めるのは自然の事ことである。
スピーカーには様々な種類と価格帯がある。そう、数100円から数100万のスピーカーまで。
大きさもそれぞれ違う。片手に収まるほどの大きさから2mを超える大型のスピーカーもある。
大きければいい音とは限らないし、価格が高いからいい音であるともいえないだろう。
今回はそんなスピーカーを深堀していこうと思う。
まず見るのはスピーカーの種類からである。
順番に見ていこう。
スピーカー種類
ブックシェルフ
ブックシェルフと聞いて何を思い浮かべるだろうか。
「ブック」とついているのだから本棚みたいなスピーカーじゃね
その通りである。正確にいえば、大体の人が思い浮かべるスピーカーといったら「これだ」というスピーカーである。
いかにもスピーカみたいな見た目してて、カッコイイ
いや形は関係ないぞ
これもブックシェルフスピーカーだぞ
まじで、大きさ違うじゃん
じゃサウンドバーとかもブックシェルフスピーカーなの?
ブックシェルフスピーカーに、ウーハーやアンプ、ウーファなどを追加した
総合スピーカーなんだよ。
あとで詳細に話すね
ブックシェルフスピーカーは一番市場にあふれているというか、一番目につく機会が多いだろう。
全体的にコンパクトであり、場所をを選びやすい。安価で気軽に高画質の再生が可能である。
ただ、低温が弱い傾向があるといわれている。そのために、ウーハー等を組み合わせ使うとよいだろう。
フロア型&トールボーイ型スピーカー
フロア型
とにかくでかいスピーカー。これがフロア型スピーカーである。
どのぐらいのでかさというと、フロアを占領してしまうほどの大きさのものである。
高額(100万~)なものが多い。だが、スピーカーの一つの特徴である
スピーカーのサイズが大きくなれば音も相関的にはよくなるという法則のもと音質はよい。
いや、サイズが大きくて音質最低とか、場所の無駄やん
トールボーイ型スピーカー
1 | スコーカー |
2 | ツイーター |
3 | ウーファ |
テレビの横についている、細長い縦上のスピーカーがあるだろう。これを、トールボーイスピーカーという。
そのまんまやん
トールボーイ型スピーカー。別に、トール型スピーカーという名称でもよかったのかもしれないが、
これでは名前を聞いて面白くない。ここに「ボーイ」というスパイスを足した事によるメリットは大きい。
それは何か。
スピーカーというものを人と同じ身長ぐらいあるんだからね!//
というアピールし名称に楽しいさ面白さをつけたし、消費者の印象に残りやすいようにしているのだ。
さて話は脱線した。
ブックシェルフスピーカーとトールボーイ&フロア型スピーカーの違い
ここで疑問に残る事があるかもしれない。先ほどの写真を思い出してほしい。
スピーカーの仕組み自体は同じなんでしょ。
どしたの?
この二つのスピーカーは同じ「ブックシェルフスピーカー」である。
なのに、背の高いスピーカーだけ1ジャンルであるトールボーイスピーカーなのか。
その答えは設置方法にある。
ブックシェルフスピーカーとトールボーイスピーカーの決定的な差は何か。
それは、スピーカー自体で部屋の地面に設置できるかという点である。
ブックシェルフスピーカーは小型である分、机などに設置する場合が多い。
地面にそのまま設置してしまうとどうしても、音がこもってしまうし、何よりも見た目も悪くなる。
これが明確な差である。
3Dサラウンドスピーカー
通常ブックシェルフスピーカーの音はスピーカーの正面しか音がでない。
スピーカーの真後ろに立って、音を鳴らしてもこもった感じがでるだろう。
更に、置き場所によって変わる。ブックシェルフスピーカーは地面においても本来の性能を発揮できない。
しかし、3Dサラウンドは360度いわば、どこにおいてもその性能を発揮する事ができるのだ。
更に、360°から音を出すため、音(周波数)が壁にぶつかり5ch以上、いわば映画のような臨場感を簡易的に作る事ができるのだ。
これだけ見ると利点しかないようだが、同じ価格でブックシェルフスピーカーと比較した場合純粋な音質はブックシェルフスピーカーのほうがいい。
スマートスピーカー
ことの始まりは2014年までさかのぼる。Amazon.comがAmazon Echoという音声アシスタントを搭載した3Dサラウンドスピーカーである。
スマホだけじゃ物足りん。
音声アシスタント機能に特化したスピーカー作ったら売れるんじゃねという斬新的な(?)アイデアがヒットし普及した。
スピーカータイプ
次はスピーカータイプについてみていこうと思う。
大体二つに分ける事ができる。
パッシブスピーカー |
アクティブスピーカー |
パッシブスピーカー
スピーカーを鳴らすのに、アンプは必須だ。スピーカーは音を鳴らす振動自体であるが、
音を鳴らす振動が小さすぎて音が小さすぎる問題が発生する。その為に、その振動を増幅させる必要があるのだ。
アンプを外部装置で別けよう。そうすれば、アンプとスピーカーそれぞれ自身のこだわりで選ぶ事ができるというマニアにとっては面白い選択ができるという最大のメリットがある。
アクティブスピーカー
いやアンプとかスピーカー内に内臓できるし、別に
内臓アンプが小さくても音質は全然変わらないんだからね//
というスピーカー自体がアンプ内蔵したスピーカーも少なくない。
今の時代、アンプ自体かなり小型化しスピーカーと違い大きければ大きいほど音質がいいとは限らないのだ。
スピーカーの材料
プラスチック
プラスチックなスピーカーの特徴の第一は何といっても、小型なスピーカーである事と安価である事の二つである。
プラスチックは軽くて、丈夫である。
音質の特徴としては木材のように音に柔らかさや、木材から得られる「独特の低温」が発生しないものの味付け感のない純粋な音を得る事ができるといえるだろう。
木材
木材の特徴としては何といっても、見た目の「美しさ」と木材ならではの音の音質を実感できるだろう。
確かにプラスチックも優れているが、木材で作られた高級感のあるスピーカーは思わず購入意欲を発生させるといえる。
スピーカーの数
映画館に行けばそのスピーカーの数に驚いたかもしれない。スピーカーが増えれば増える分だけ聞こえる音源が増える。
自分の方向から全方向にスピーカーをつければサラウンド環境と呼ばれ、心地よいと感じるだろう。
だが、スピーカーが増えれば音質が良くなるとは限らない。
だが、スピーカーによって音の担当を決めたりすることも可能でありうまく配置ができれば非常に耳が幸せな音響環境が完成するだろう。
2ch
これは最もシンプルで完成された配置である。人間の耳は2つしかない。
このスピーカー二つの配置はノイズが少なく自然な形で聞くことができるだろう。
低温を求めないあらゆる音楽に向いており、聞いていて満足する構成である。
2.1ch
「.1」としか追加されていないが、この変化は大きい。いや、大きすぎる。
いっきりに迫力がついた音楽になるだろう。
基本的には
1ch(スピーカーが1つ)から2chの変化よりも2chから2.1chの変化のほうが大きい。
.1とはサブウーファの事である。つまり、低温専用のスピーカーなのである。
これで耳に振動が伝わるような音楽になる。
5.1ch
前に3つのスピーカーをつけ、後ろに2つのスピーカーをつけサブウーファを一つつけた構成が5.1chの構成となっている。これは2番目に変化を感じるぐらい耳に大きな変化を感じる構成となっている。
特にこの後ろの変化が大きい。後ろにスピーカーがあることで一気にサラウンド環境になる。
音が安定する。音楽では歌声とベースを上下に分けて聞こえてたり、映画などでは臨場感が生まれる。
7.1ch
更に左右にスピーカーを追加した構成を7.1chと呼ばれている。だが、5chから7chの変化は少ないといわれている。
最も大きな変化は音の安定感が向上する。
まさしくスピーカーに囲まれた構成になるので見た目上は5chから7chの変化は大きいだろう。
次回は私のスピーカー環境を紹介していこうと思う。