アニメ86の1期を考察してみた

Story

この記事を読んでアニメを見ても、アニメを楽しめるように出来るだけネタバレを避けて書かれています。

86(エイティーシック)とは?

Project-86 KADOKAWAより引用

ジャンル

差別問題 ロボット 戦争 恋愛 SF 

話数

1期 11話 253分

2期 2021年 10月(予定)

あらすじ

世界設定

ギアーデ帝国とサンマグノリア共和国の戦争が勃発して9年。ギアーデ帝国の自立型ロボット兵器が強くサンマグノリア共和国のロボットでは対応出来なかった。しかし、ギアーデ帝国の自立型ロボット兵器が暴走。

対抗する為にサンマグノリア共和国ではそこで、サンマグノリア共和国民族ではない人種を86区に追い出し

人間としてではなく家畜のように兵器として扱った。彼らを86としてー

これはそんな世界観で始まる物語である。

見どころ

差別とは何かを定義から考えさせられる

本作の作者が本作で描こうとした事が「他人を自分と同じ人間として尊重すること。その上で後悔しないように生きること」と述べているように、本作は設定が人によっては重いと感じる作品です。

筆者はサンマグノリア共和国内で描かれる「風景」の対比を見るたびに「差別」って何だろうと考えられました。見るたびに差別する側と差別される側、両方を味わい、両方に感情移入してしまいました。

更にどちらも目標があり目標に向かって突き進んで話が進んでいく本作だからこそ、更に差別とは何かと考えさせられます。更に、時々ロボット、動物の描写を見ると人間だけではなく最終的には

生き物ってこういうものだと感じされられました。

Project-86 KADOKAWAより引用り

ある話数のロボットの描写には涙が出ました。

美しい人間関係

この物語では86と呼ばれたサンマグノリア共和国民同士にしか通じない会話と

それに介入した少女が傷つき、それでも会話を取ろうとして行動し続けた複雑な人間関係が描かれています。アニメでなく実際に現実世界でも起こりそうな人間関係のきれいな描写には

自分自身がアニメの世界に入って、時間を忘れたほどです。(11話を視聴した時、夜の3時間を超えていました。)

筆者は人間関係を綺麗に描くのはとても難しいと思っています。

理由は私たちの現実社会でも人間関係は複雑でどう行動したら一番うまくいくのかという答えがないからです。

確かに、心理学や統計学で研究されていますが意識とは何か?考えるとは?感じるとは?多くの論文でも大きく答えが違うほど複雑なのです。

それをアニメを見る=第三者側に立って感じる事が出来るのは貴重な体験だと感じます。多くの

楽しいし、悲しいしを味わる事が出来る人間関係の描写は見どころです。

SFアニメとして一つ一つが考えさせられる

ロボットが暴走するという、未来としてもSFアニメとして捉える事が出来ます。

このアニメは時々SF的に考えさせられるあるエピソードがあります。

一番驚いた事は日本語が書かれていた場面があったのですが、筆者は未来の日本??過去の日本???となり多くの思考を巡りました。

ほかにも、研究技術についての技術に関するエピソードや、未来都市と過去の中世を混ぜた描写はかなり見どころです。

終わりに

このアニメは10月から、2期が始まります。

是非、見て楽しみたいと思います。

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